4bf94811.jpg【AJCC】東で西で“祭りだ”ゴッホ!圧巻の5馬身差V


 第48回AJCC(21日、中山11R、GII、4歳上オープン国際、芝・外2200メートル、1着本賞金6000万円=出走10頭)圧巻Vだ。単勝2番人気のマツリダゴッホがレース史上最大着差の5馬身差で初の重賞制覇。横山典弘騎手(38)はJRA重賞90勝、国枝栄調教師(51)はJRA通算400勝の節目の勝利をGIIで飾った。タイム2分12秒8(良)。ディープインパクト不在の古馬中長距離GIでの活躍に注目だ。際どい2着争いはインテレットが制し、暴走気味に飛ばした1番人気インティライミは4着だった。

 瞬発力が違いすぎた。マツリダゴッホはディープ世代のダービー2着馬を子供扱いする圧巻のレースぶりで、重賞初制覇を達成。関東からGIを意識できる大物が誕生した。

 道中はインの3、4番手にじっと我慢。折り合いを欠くことなく、人馬のリズムはピタリと合い、気分よく追走する。3コーナー過ぎから鞍上が手綱を緩めると、大逃げをうったインティライミとの7、8馬身差があっという間につまっていく。行き脚のついたゴッホはさらに勢いを増し、直線入ってから逃げ馬を瞬時にかわすと、あとは独走。追い込んで2着に入ったインテレットにつけた5馬身は芝2200メートルで行われたAJCCでは最大着差

 「順調に使ってきた上積みが感じられ、きょうはレース前の雰囲気が良かった。気をつけていた折り合いも今まで一番というほどだったしね。ちょっと派手に勝ちすぎたけど、うまく乗れたと思う」。横山典弘騎手は会心の騎乗に笑顔が弾ける。JRA重賞勝ちは13年連続となり、節目の通算90勝となった。

 ゴッホは2歳時から期待された素質馬だったが、体質の弱さもあり、春のクラシックには乗れなかった。捲土重来を期した昨秋のセントライト記念は無念の落馬。回り道をしたが、ここにきて思うような調教が積めるようになって体はたくましさを増し、実戦経験を積むごとに気性面も成長。3歳時に比べ、レース前も落ち着いて構えられるようになった。

 「展開に助けられたところもあるし、今すぐGIがどうのとは言えないけど、一歩一歩着実にステップを踏んで良くなっているのは確か」と、先を見据える横山典騎手はAJCCを通過点としてとらえている。

 今後はひと息入れて、日経賞(3月24日、中山、GII、芝2500メートル)から始動。天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)から宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)への参戦が予定されている。

 ディープ引退後、混沌としていた古馬の中長距離戦線に、東のエースに躍り出たマツリダゴッホが楔を打ち込む。



■マツリダゴッホ
 父サンデーサイレンス、母ペイパーレイン、母の父ベルボライド。鹿毛の牡4歳。美浦・国枝栄厩舎所属。北海道・新ひだか町(旧静内町)の岡田スタッドの生産馬で、馬主は高橋文枝氏。通算10戦5勝。重賞初勝利。総獲得賞金は1億2395万9000円。GII・AJCCは国枝栄調教師は初制覇、横山典弘騎手は91年メジロモントレー、97年ローゼンカバリー、05年クラフトワークに続く4勝目。


★出遅れ、豪脚及ばず…2着インテレット

 菊花賞6着以来のレースだったインテレットは出遅れから最後方。直線は大外から上がり3ハロン34秒6と、1頭だけケタ違いの脚で追い込んだが、勝負は決した後で、2着争いを制するのが精いっぱいだった。後藤浩輝騎手は「出遅れがすべて。あそこまで来ているんだからね、ゲートを出ていれば…」と残念そうな表情。ゲート再審査明けで、練習を積んでの出走だったが効果はなかった。「セントライト記念(9着)からずっとそう。ゲートをもぐってしまう。治らないね」と能力を感じているだけに惜しい結果だ。


★松岡、今後に期待…3着シルクネクサス

 昇級戦のシルクネクサスが好位からしぶとく伸びて3着。直線の2着争いには敗れたが重賞級の力は示した。「2着かと思ったんだけどなあ」と悔しそうな松岡正海騎手は、「折り合ったし、いい感じだったんだけど、勝ち馬にうまく乗られました。昨年の中山金杯(7着)のとき以来に乗ったけど、すごく良くなっていたし、オッと思わせる馬だから、これからが楽しみ」と今後の活躍を期待していた。


★久々で伸び欠く…5着ジャリスコライト

 3番人気に支持されたジャリスコライトは好位からの競馬だったが、8カ月の休み明けが響いたか、直線で伸びを欠いて5着に敗れた。北村宏司騎手は「前がいいペースで走っていて、前半に脚を使わされてしまった。最後は盛り返して脚は見せてくれたんですが…」と展開も向かなかったようだ。昨年は関東馬として唯一頭ダービーに出走(14着)。使われての巻き返しが期待される。


★善臣痛っ!暴走モード突入…1番人気4着インティライミ

 ディープインパクト世代のダービー2着馬インティライミは1番人気に支持されたが、4着に完敗した。好スタートを切って難なくハナに立ったまでは良かったが、2コーナーから3コーナーにかけて11秒9、11秒7、11秒7とハイラップでぶっ飛ばす始末。直線の入り口でマツリダゴッホに早々とかわされてからも粘りを見せていたが、ゴール前ではインテレット、シルクネクサスにもかわされた。上がり3ハロン37秒9はメンバー中で一番遅かった。テン乗りだった柴田善臣騎手は「全然(行かせる合図を)出してなかったけど、1コーナーを回ってからは力みっぱなし。どこを目指して走ってるの、って感じだった」と“暴走劇”に首を捻るしかなかった。


▼第48回AJCC(1月21日、中山11R、GII、4歳上OP、別定、芝2200m)


1着(5)マツリダゴッホ
2着(3)インテレット
3着(7)シルクネクサス

単勝
5 320円
複勝
5 140円
3 320円
7 420円
枠連
3-5 1,810円
馬連
3-5 1,690円
ワイド
3-5 690円
5-7 760円
3-7 2,190円
馬単
5-3 2,610円
3連複
3-5-7 7,210円
3連単
5-3-7 28,670円




hians
【平安S】メイショウトウコン、驚異の末脚で重賞初V!

 第14回平安S(21日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際マル指、別定、ダ1800メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)この闘魂を見ろぉ! 9番人気のメイショウトウコンが直線で大外から一気に突き抜け、3連勝で重賞初制覇。昨年は同じ勝負服のメイショウサムソンで2冠を達成した石橋守騎手(40)が、初騎乗で代役を見事に果たした。タイム1分51秒0(良)。今後はフェブラリーSでGI制覇に挑む。アタマ差2着に3番人気のサンライズバッカス。1番人気のフィールドルージュは6着に敗れた。

 “砂のニュースター”の誕生だ。これだけ強烈な末脚は、中距離ダートの舞台でめったにお目にかかれない。石橋守騎乗のメイショウトウコンが、後方一気の強烈な鬼脚で鮮やかな重賞初制覇を飾った。

 「ジックリと末脚を生かすような乗り方をしてほしい」。安田伊調教師からの指示を忠実に守って、騎乗停止中の主戦・武幸四郎騎手のピンチヒッターとして起用された石橋守は、後方から2番手でレースを運んだ。1000メートル通過が62秒2という遅いペース。それでも腹をくくって、直線に向くまでその位置どりを頑なにキープした。

 直線に向いて外に出されると、矢のような伸び。粘り込みを図るシャーベットトーン、タイキエニグマ、さらに満を持して追い出されたサンライズバッカスの外から一気に突き抜けたところが歓喜のゴールだった。

 レースの上がり3ハロンが36秒6という速さ。それをトウコン自身は35秒1という強烈な末脚で差し切ったのだから、決して単勝9番人気馬のフロックではない。「幸四郎君からも末脚は切れると聞いていましたが、直線はビックリするほどのいい脚。まだまだ良くなる馬です」。ブルー地にピンクの袖とタスキ。昨年はメイショウサムソン(皐月賞、ダービー制覇)とのコンビで日本中を沸かせた石橋守が、同じ勝負服で胸を張った。

 「オーナー(メイショウサムソンの松本好雄氏)の意向で石橋守騎手にピンチヒッターを頼みましたが、うまく乗ってくれたね。次は主戦の武幸騎手でフェブラリーS(2月18日、東京、GI、ダ1600メートル)に向かいます」と、トレーナーも終始、にこやかな表情。

 “冬のダート王”を決めるフェブラリーSは、より長い直線が舞台。メイショウトウコンの鬼脚が脅威となることは間違いない。



■メイショウトウコン
 父マヤノトップガン、母ルナースフィア、母の父ジェイドロバリー。黒鹿毛の牡5歳。栗東・安田伊佐夫厩舎所属。北海道・新冠町の新冠橋本牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算23戦5勝。重賞初勝利。総獲得賞金1億790万6000円。GIII平安Sは安田伊佐夫調教師は初勝利、石橋守騎手は95年ライブリマウントに続く2勝目。



★太かった…2着惜敗サンライズバッカス

 2度目の重賞Vが見えたと思ったら、ゴール寸前ですり抜けていった。3番人気のサンライズバッカスは、アタマ差で2着惜敗。後方から末脚を伸ばし、一度は完全に先頭に躍り出たが…。「(勝負どころで)スッと行くとき、動きがモタモタしていた。スムーズさを欠いたのは、少し太かったからかな。ゲートは遅れなかったし、いい脚を使ってますよね」。安藤勝己騎手の口ぶりからも、持てる力は出し切った感。ただ、14キロ増が物語るように、もうひと絞りほしかった。


★地力強化を証明…3着シャーベットトーン

 地力強化をアピールした。8番人気のシャーベットトーンは4番手から積極的な競馬を進め、重賞初挑戦で3着に入った。「初のオープンで戸惑いもあったと思うけど、しぶとかった。先生(奥平真治調教師)のために、と思っていたんですけど」。勝利は贈ることができなかったが、2月いっぱいで定年の恩師に菊沢隆徳騎手の思いはしっかり伝わったはずだ。


★末脚届かず6着…1番人気フィールドルージュ

 昨秋のJCダート3着の実績から1番人気に推されたフィールドルージュは、直線で追い上げたもののコンマ3秒差の6着。内で包まれて脚を余した前走と違い、大外に持ち出したものの、またしても届かなかった。「エンジンのかかりが遅い。スタートもいつものように良くなかった」とクリストフ・ルメール騎手は嘆く。西園調教師も「勝負どころで置かれる。そこからまた来るんだが」とショックを隠せなかった。


▼第14回平安S(1月21日、京都11R、GIII、4歳上OP、別定、ダ1800m)

1着(2)メイショウトウコン
2着(12)サンライズバッカス
3着(13)シャーベットトーン

単勝
2 1,870円
複勝
2 650円
12 300円
13 450円
枠連
1-6 1,990円
馬連
2-12 7,610円
ワイド
2-12 2,770円
2-13 3,520円
12-13 2,170円
馬単
2-12 18,400円
3連複
2-12-13 42,590円
3連単
2-12-13 270,910円




レースの感想と予想の反省を…

まずは、AJCCから…
何度も当blogで指摘しておりますが、今回も明け4歳世代の強さを明確にする結果になってしまいましたねf^_^;

勝ったマツリダゴッホですが、強い勝ち方を見せ付けました(*^_^*)
直線に入ってすぐに逃げたインティライミを交わし先頭に立つと…後は後続を離す一方…(^_^;)
終わってみれば2着インテレットに、レース史上最大着差となる5馬身差をつける圧勝でした♪
4歳世代の強さと共にマツリダゴッホ自身の本格化も感じられる内容と思います。ただ、不安視されたこの距離での圧勝劇は相手に恵まれたのも事実なので、次走に予定されている日経賞で今回と同じパフォーマンスを見せるのか注目したいと思います。今後も、中長距離路線で非常に楽しみな一頭になったのは間違いないので劣勢の関東勢のエースとして期待したいですね☆

2着のインテレット…この馬も4歳世代(^_^;)
勝ち馬同様に強さを見せた一頭だと思います。スタートで出遅れてしまいかなり後方からの競馬…最後の直線での末脚は唯一の上がり3F34秒台。タラレバですが、展開によってはもう少し勝ち馬と接戦になったと個人的には思っておりますので、スタートの出遅れが本当に悔やまれます。この課題を克服すれば遠くないうちに重賞勝ちがありそうです。

3着のシルクネクサス…流れに上手く乗り2着かな?と思いながら見ていましたが、結果的に交わせないとこを見ると…1F距離が長いのかも知れませんね。前走で準オープンを勝ったばかりのお馬さんですし大健闘と言えるでしょう。

4着のインティライミ…私もダービー2着馬の意地に期待してw◎にしましたが…ガッカリの一言ですよ(-_-;)大逃げの形になりましたが、5F60.2秒のラップタイムからも暴走とはまでは言えませんし…ただ、4F目から11.9-11.7-11.7-11.8秒と4回連続の11秒台で息が入らなかったのも事実。最後の失速はペースが速かったと言うことでしょう。ヨシトミせんせのレース後の談話からも『返し馬から力んでいた。1コーナーから力んだまま。距離は1800〜2000辰らいが良さそう』との事。振り返ってみれば追い切り時の調教師の談話…体調面が本物ではなかった可能性もありますが、実力的に?が付いたのも事実で、次走は様子見が懸命ですね(-_-;)

5着のジャリスコライト…休み明けで、追走に苦労していながらも2着馬からは僅差の結果…この馬も4歳世代で2歳時には大物の評価を得ていた馬ですので、次走に期待したいですね☆

え〜予想の反省ですが…◎インティライミが3着シルクネクサスにクビ差負けで、三連単は×となりましたが、三連複&馬単は的中する事が出来ました。
週明けの展望でマツリダゴッホに◎と宣言しながら、当日に○にしたのが反省ですよw
毎回言っている気もしますが、改めて…2度と'05世代を過剰に期待しませんww
あの世代はやはり引退した稀代の名馬だけなんでしょう(^_^;)この結末に社台Fでディープはどう思ったんでしょうねw



平安Sは…9番人気の伏兵メイショウトウコンが重賞初出走で見事に栄冠を射止めましたね♪
直線で上がり3F35.1秒とダート戦では驚異の末脚で大外一気を決めました( ̄□ ̄;)
デビューから芝では18戦1勝と厳しい結果が続いていましたが、昨夏にダート転向後は今回も含め5戦4勝・2着1回のパーフェクトな戦績。ダート戦では全て最速の上がりを繰り出していますし、今後もダート路線の主役になる一頭と思いますのでフェブラリーSも楽しみです。なお、次走は主戦である幸四郎くんが騎乗予定との事ですので、ソングの無念を晴らせるのか注目です。

2着のサンライズバッカスは惜しかったですね。アンカツさんもほぼ完璧に騎乗されていましたが、やはり馬体重が前走より14疏と増えたのが最後の伸びに影響したように思います。次走フェブラリーSは良くなると思いますので、注目です。
一番人気に支持されたフィールドルージュですが…う〜ん…メイショウトウコンとほぼ同位置にいながら置いてかれてしまいましたね。ルメールの談話によると『もっと長い直線の方が良い』と府中の方が良いとの見方ですが…。

馬券回顧ですが、こちらは無残な予想となってしまいましたm(_ _)m
◎サラカートは5着・○フィールドルージュは6着・▲クーリンガーに至っては…11着(>_<)
オマケに1着or3着は余裕の無印とw見る目の無さを披露しましたねw
はぁ〜ぁ(´ヘ`;)との気分ですよw



馬券回顧ですが…blog予想した東西重賞がこんな感じで非常に心苦しいですがw、中山4〜6Rの馬単を3連続で美味しく頂けたので実は日曜日もプラスでした(^_^;)←平安Sの惨敗ぶりからは説得力がありませんがw
おまけに出掛けた後に購入した中山10or12Rも馬単getと…信じらんなーい成果で…A^^;)
週トータルでもプラスだったので、個人的には良かったですが、blog予想は厳しい週末でしたね。
言い訳ではありませんが、メイン以外は根本的に馬単・三連複のボックス購入が主なのが良い結果を生んでいるのかも知れません。後は…昨年は相性最悪な部類だった勝春が乗れているのが要因かも知れませんw

いずれにしても、来週末こそ、スッキリとblog予想でサクセスしたいものです(^_^;)