6d8c526f.jpg【根岸S】グラス鮮やかV!村田騎手&中尾秀師も重賞初勝利

  第21回根岸S(28日、東京11R、GIII、4歳上オープン国際マル指、別定、ダ1400メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)フェブラリーSの重要前哨戦は、11番人気ビッググラスが馬群の真ん中から抜け出し、重賞初制覇を飾った。1分23秒5(良)。前走が芝の京都金杯11着だったため人気を落としていたが、ダートはこれが7勝目。フェブラリーS(2月18日、東京、GI、ダ1600メートル)も大駆けが期待できそうだ。村田一誠騎手(28)=美・フリー、栗東の中尾秀正調教師(40)もJRA重賞初勝利だった。

 残り300メートル−。トウショウギアの逃げ脚が鈍ると、内からシーキンザベストがスパートし、外からリミットレスビッドが追い込んできた。その間から超新星が飛び出した。右ムチに応えて弾き出されるような瞬発力で抜け出してきたのは、11番人気ビッググラス。断然の脚勢で2着シーキングに1馬身1/4差と、完璧な重賞初制覇だった。

 「初騎乗だったので馬任せ。直線に向いてからの反応が良く、前の馬はかわせる感じ。抜け出してからもフワッとするぐらい余裕があった」と村田一誠騎手が振り返る。

 97年デビュー、11年目でJRA重賞初勝利。「以前から坪野谷和平オーナーの馬、中尾秀厩舎の馬に乗せてもらっていたので、この馬で勝てて嬉しい」と感謝の心を忘れない。競馬学校同期には武幸四郎、勝浦正樹、秋山真一郎、武士沢友治らがおり、村田もこれで重賞ウイナーの仲間入りだ。

 03年開業の中尾秀正調教師も嬉しい重賞初制覇だ。「追い出してグイグイ伸びるし、残り300メートルぐらいから声が出ました。時計のかかるパサパサの馬場も味方したけど揉まれて強くなってきたから。このメンバーで勝てたことは大きい。フェブラリーSはボクも村田君もチャレンジャーとして頑張りたい!」。父はイブキマイカグラ、オースミコスモ、ビッグテースト(障害)、現役ではオースミダイドウらを手がけてきた中尾正調教師。おじの中尾謙太郎、中尾銑治も元調教師というサラブレッドも、これからが飛躍の時だ。

 本番ではマイルになるが、1800メートルの実績もあるから問題なし。「ヒトが気負うと馬も気負っちゃう。まだ伸びそうな感じだし、きょうの内容なら楽しみになる」。普段はクールでダンディーな村田も頬を緩めて嬉しそうだ。平安Sのメイショウトウコン、そして今回と新興勢力が台頭してきたダート界。世代交代の今、ビッググラスの頂点獲りも不可能な夢ではない。

■ビッググラス
 父エルコンドルパサー、母ドラゴンリリー、母の父イブンベイ。鹿毛の牡6歳。栗東・中尾秀正厩舎所属。北海道静内町(現新ひだか町)・マークリ牧場の生産馬で、馬主は坪野谷和平氏。戦績28戦7勝。獲得賞金1億4998万4000円。重賞初勝利。中尾秀正調教師、村田一誠騎手ともGIII根岸Sは初勝利。



【アラカルト】

 ◆重賞未勝利馬が活躍 今年行われた古馬重賞9鞍のうち、根岸Sを含め7鞍で重賞未勝利馬が勝った。ビッググラス以外の6頭は、シャドウゲイト(中山金杯)、スリーアベニュー(ガーネットS)、トウカイワイルド(日経新春杯)、メイショウトウコン(平安S)、マツリダゴッホ(AJCC)、スズカフェニックス(東京新聞杯)。

 ◆村田騎手JRA重賞初勝利 127戦目でJRA重賞初V。交流重賞は02年のGIIIエーデルワイス賞をトーセンリリーで制覇。


★ユーイチ悔しさ隠せず…2着シーキングザベスト

 東京ダート1400メートルのレコードホルダーで1番人気に支持されたシーキングザベストは、好位から直線で叩き合いに持ち込んだが、思わぬ伏兵に脚元をすくわれた。福永祐一騎手は「前に壁を作れたし、いい感じで直線まできたんだけど」と悔しそうに振り返り、「リミットレスが来たのかと思ったら…」と勝負服の色が似ている、思いもしなかったビッググラスの大駆けに驚きを隠せなかった。


★衰え知らず9歳…3着ニホンピロサート

 この馬に“衰え”の文字はないのか。12番人気の9歳馬ニホンピロサートが3着に健闘した。最後方から、直線はただ1頭だけ35秒台の末脚を使っての追い上げ。勝浦正樹騎手は「頑張ってくれたんだけどねえ」と悔しさ一杯。「左回りは走りがしっくりこない。ずっと手応えも怪しかったしね。でも全然、まだまだやれるよ」と、前走のガーネットS4着に続く好走に最後は明るい表情になっていた。


★ラスト弾けず…4着リミットレスビッド

 連覇を狙った2番人気のリミットレスビッドは最後の叩き合いで後れを取って4着。中団からこの馬らしい脚を見せて追い上げたが、最後のひと伸びを欠いた。蛯名正義騎手は「弾けなかった。理想的な競馬で勝ちパターンだったし、4コーナーを回ったところでは勝ったと思ったんだけど…」と首を捻る。1カ月間に3戦という8歳馬には苛酷な強行軍が響いたのか、「疲れていたのかもね」と話していた。


▼第21回根岸ステークス(1月28日、東京11R、GIII 、4歳上OP、ダ1400m)

1着(10)ビッググラス
2着(12)シーキングザベスト
3着(14)ニホンピロサート

単勝
10 5,590円
複勝
10 780円
12 120円
14 880円
枠連
5-6 450円
馬連
10-12 4,050円
ワイド
10-12 1,290円
10-14 17,320円
12-14 1,720円
馬単
10-12 16,980円
3連複
10-12-14 45,480円
3連単
10-12-14 410,370円




京都牝馬S
【京都牝馬S】長いトンネル抜けた!ディアデラ4馬身差圧勝!

 第42回京都牝馬S(28日、京都11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、別定、芝1600メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)岩田康誠(32)騎乗のディアデラノビアが直線で強烈な末脚を発揮し、2着ウイングレットに4馬身差をつけて1番人気に応えた。3歳春のサンスポ賞フローラS以来、1年9カ月ぶりの重賞2勝目。上半期の大目標は5月13日のGIヴィクトリアマイル(東京、芝1600メートル)で、昨年の最優秀3歳牝馬カワカミプリンセスとの対決が楽しみになる圧勝劇だった。

 惜敗続きの過去との決別を満天下にアピールした。1番人気のディアデラノビアが極上の切れ味を披露し、4馬身差の圧勝劇で1年9カ月ぶりの美酒に酔いしれた。

 「これまで悔しい思いをしていたので、この馬で勝てたことが、すごくうれしいです」

 6度目の騎乗でVに導いた岩田康誠騎手が頬を緩めた。道中は中団よりやや後方に位置。ムキになって走る相棒をなだめながら進み、直線では馬場の中央に進路を取った。残り200メートルでは前が壁になったが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒9の破壊力で迷わずこじ開けると、そこからは独壇場だった。

 「追い切りから走りたくて仕方ない感じでしたからね。道中も力んで走っていました。ゴーサインを出すと、行きすぎるくらいでした。格が違いましたね」

 胸のすく快勝劇に岩田も笑顔が絶えない。昨年のマイネサマンサに続く騎手として同レース史上初の連覇を達成。「いい馬に乗せてもらっているおかげです」と、2位の安藤勝騎手に4勝差をつける16勝で今年の全国リーディングを快走する男が感謝の気持ちを伝えた。

 昨年はGIを含めた重賞戦線で5戦連続3着など、あと一歩で涙をのんできた。「力があると思いながら、ズッと人気になって、期待に応えられなくて…。最後は(前が)開いてくれました」と角居調教師も格別の勝利に目尻を下げた。

 これでもくろみ通りに賞金を加算。春の大目標であるヴィクトリアマイルへ力が入る。「GIで五分で戦える馬。楽しみ」と岩田。今後は1戦して本番に向かう予定。冬の淀からディアデラノビアの新たな物語が始まる。



■ディアデラノビア
 父サンデーサイレンス、母ポトリザリス、母の父ポトリリアゾ。栗毛の牝5歳。栗東・角居勝彦厩舎所属。北海道早来町(現安平町)・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績16戦4勝。獲得賞金2億5441万8000円。重賞は05年GIIフローラSに続き2勝目。GIII京都牝馬Sは角居勝彦調教師が初勝利、岩田康誠騎手は06年マイネサマンサに続き2勝目。


★力は見せられた…2着ウイングレット

 マイルで3戦2着3回だったウイングレットは、8番人気の低評価をハネ返して2着。積極的に好位からレースを運び、重賞ウイナーの意地を見せた。「前半気負って走っていた分、ラストで少し甘くなったけど、それでもうまく乗れた方じゃないかな。力は見せてくれたよ。勝った馬? あれは“別格”」。田中勝春騎手は4馬身ちぎられての2着に納得の表情だった。

★痛っ、1/2馬身…3着アグネスラズベリ

 アグネスラズベリは中団待機から直線よく伸びて3着。しかし、本田優騎手は「(賞金が加算されない)3着は最悪の結果。また、(重賞への)出走権利を獲るため、よけいなレースを使わなければならないからね。2着ウイングレットからの1/2馬身は大きいよ」と、着順掲示板をにらみつけていた。


▼第42回京都牝馬ステークス(1月28日、京都11R、GIII 、4歳上牝馬OP、芝1600m)

1着(4)ディアデラノビア
2着(13)ウイングレット
3着(11)アグネスラズベリ

単勝
4 200円
複勝
4 120円
13 280円
11 200円
枠連
2-7 580円
馬連
4-13 1,440円
ワイド
4-13 490円
4-11 370円
11-13 1,430円
馬単
4-13 1,980円
3連複
4-11-13 3,060円
3連単
4-13-11 14,020円




前記事でも、少し書きましたが、何だか疲れがドッと出る1月最後の開催日となってしまいましたね(^^;)

では、レースの感想と予想の(猛)反省を…


まずは、根岸Sから…


勝ったのが、11番人気の超伏兵だったビッググラスでしたのでレース後は唖然呆然で買える材料は皆無と暴言を吐いてしまいましたがwトップロードさんのコメントから改めて判断するとそれなりに狙い目だった事が解ります。まあ同時に私の見る目の無さも強調されて解りましたがw
今回人気の一角だったボードスウィーパーと3走前に1曾鼎ざ堽未鯒愽蕕い覆ら0.2秒差。さらに1400辰任錬鈎絨焚爾狼戮潴世韻里燭世琉貪戞弔靴も0.7秒差。前走の芝重賞を度外視すれば十分狙う事が出来ます。少なくとも私のアホ予想の◎スナークファルコン(13着)よりもwまた、下級戦では狙う芝→ダートの観点からも狙うべきだったかも知れませんね(^^;)
結果論ですけどw
今回は、まずまずメンバーが揃った中でのこの勝ち方はなかなか強いものでしたが、人気薄の気楽な立場だった事も事実なので次走以降改めて注目したいと思います。

2着のシーキングザベスト…横綱相撲で一度は完全に抜け出しましたが…最後は勝ち馬に強襲されてしまいました(^^;)
内容は悲観するものでもありませんが、次走予定のフェブラリーSでの巻き返しは正直あまり期待は出来ないような気がします。ただ、これはあくまでも勝ちはとの判断からの見解なので、安定感抜群のお馬さんでもありますし馬券対象には十分なりますね。個人的には、福永騎手じゃなくて追える騎手の方が、この馬には良い気がします…。

3着のニホンピロサートは、年齢を考えれば驚異的ですよねw
道中は、後方の位置取りながらメンバー最速の上がり3F35.9秒の鬼脚。ホントに頭が下がる思いです(^^;)
まだ、衰えはあまり感じられませんので、ダート重賞では注目です。

2番人気のリミットレスビットは4着でしたが、前走のガーネットSほど伸びませんでしたね。
勝ちパターンに持ち込みながらの、この結果…年齢を考えれば十分頑張りは感じますが、やはり中1週で59舛鯒愽蕕い覆ら好走したガーネットSの反動があったのかも知れません。

また、ボードスウィーパーやタイキエニグマは、スタートで後方になってしまったのが個人的にはかなり残念です。
位置取りが違えばもう少しやれるはずなので、次走に注目したいと思います。

え〜blog予想ですが、全くお話になりませんでしたねm(_ _)m
結果論からも攻めたのは、良かったのですかw見る目が無さ過ぎ(^^;)




京都牝馬Sは、とにかくディアデラノビアの勝ちっぷりが鮮やかでした。馬群に包まれて一瞬ピンチ?と思いましたが、狭い馬群をこじ開けると後は…他馬との力の差を見せ付ける圧勝でしたね。惜敗続きのお馬さんでしたが、このメンバー・斤量では当然とも言えるでしょう。これで賞金も加算されて無理のないローテを組めるだけに、カワカミプリンセスとのヴィクトリアマイルでの対戦が楽しみです。

2着のウイングレッドは良く頑張りましたね。一昨年に続いての2着。
勝ち馬には、あっと言う間差されてしまいましたが、3着アグネスラズベリ以下の追撃は抑え込みました。

え〜blog予想ですが…こちらも無惨な予想となりましたm(_ _)m
勝ち馬ディアデラノビアに対し、欲全開で色々とケチを付けたのがそもそも間違いでした(^^;)
普通に考えれば、陣営の今後のG汽蹇璽討魍諒櫃垢襪燭瓩両”薺で曚らも勝ちに来ている訳ですからね… 欲はホントに怖いですねw
◎にしたアクロスザヘイヴンが、もう少し頑張ってくれれば的中もありましたが…精一杯頑張りは見せてくれてのあの結果ですしね(^^;)
アグネスラズベリを消したのも痛恨でした(>_<)



馬券回顧は……あまり触れたくありませんがw東京3Rの三連複をgetした後は見事な連敗街道…東西メイン→最終も惨敗で週トータルは、かなりのマイナスになってしまいました。

月間は…まあまあのプラスで終われましたが…来週に向けて不安が残る府中開催週となってしまいましたね(^^;)