現地時間29日、昨年のケンタッキーダービー(米G1)を無敗で制し、次のプリークネスS(米G1)の発走直後に右後脚骨折したバーバロ Barbaro(牡4)が、蹄の病気を併発し、療養先のペンシルベニア大学で安楽死処分されたことが分かった。

 バーバロは、父Dynaformer、母La Ville Rouge(その父Carson City)という血統の米国産馬。05年10月のデビューから芝で3連勝を飾り、その後ダートに転向。ホーリーブルS(米G3)、フロリダダービー(米G1)を連勝し、ケンタッキーダービーでも6.1/2馬身差という大差で圧勝する。しかし、続くプリークネスSの発走後まもなく右後脚に故障を発症し競走を中止、右後脚粉砕骨折と診断される。レース翌日に骨折箇所の手術が行われ、その後も合併症手術や、蹄葉炎のための蹄壁切除手術など、懸命の治療が施されていた。通算成績7戦6勝(重賞4勝)。



昨日ですが・・


 29日午前、北海道新ひだか町のアロースタッドに繋養されていたアンバーシャダイ(牡30)が、放牧中の事故(右前脚骨折)により死亡した

 アンバーシャダイは父ノーザンテースト、母クリアアンバー(その父Ambiopoise)という血統。大種牡馬ノーザンテーストの初年度産駒として、現役時代は古馬になってから本格化。81年有馬記念、83年天皇賞・春といったGI級レースほか、81年目黒記念・秋、82年AJCC、83年AJCCを勝つなど34戦11勝の成績を残し、83年にはJRA特別賞を受賞した。

 現役引退後、3億円でシンジケートが組まれ、アロースタッドで種牡馬入り。91年宝塚記念(GI)を勝ったメジロライアンを筆頭に、カミノクレッセ(日経新春杯-GII)、レインボーアンバー(弥生賞-GII)、カネトシガバナー(神戸新聞杯-GII)、ベストタイアップ(東京新聞杯-GIII)、エアジョーダン(共同通信杯4歳S-GIII)など16頭のJRA重賞勝ち馬を出した。昨年もカンファーベストが関屋記念(GIII)を制している。02年に種牡馬を引退し、同場で余生を送っていた。

 後継種牡馬としては、メジロライアンの産駒メジロブライト(天皇賞・春-GI)が種牡馬入りしたが、同馬は既に死亡しており、ベストタイアップやカミノクレッセも種牡馬を引退。現在はメジロライアンが主な存在となっている。

 また、母の父としても06年フローラS(GII)のヤマトマリオン(父オペラハウス)、04年フローラS(GII)のメイショウオスカル(父フジキセキ)などを出し、偉大なる父の血を後世に伝える役割を果たした。



悲しいお知らせが相次ぎますね…。

昨日は、メジロライアンの父などで知られる天皇賞・有馬記念を制したアンバーシャダイが事故死したとの情報がありましたが、本日は昨年のケンタッキーダービー馬のバーバロが、安楽死処分となったとの情報が…。

バーバロはケンタッキーダービーを圧勝した後の次走プリーネクスSで故障を発症してしまい、本来ならその場でダメと判断される酷い骨折でしたが、世界最高の医療チームの懸命な治療とバーバロ自身の不屈な精神力で、ここまで頑張りましたが…骨折に蹄葉炎だけに厳しい結末を迎えてしまいました。

故障から8ヶ月…ですか…。

今、言える事は、ご冥福をお祈りします。と安らかにお休み下さいとの言葉だけですね…。