震源地に近い茨城県稲敷郡美浦村にある美浦トレーニングセンターでは、震度6弱の強震に見舞われた。

記者席のある美浦トレーニングセンターの広報会館は、地震直後に建物が大きく左右に揺れ、本棚の書籍や花瓶が落下。多くの記者が、建物の外に避難した。また、厩舎地区でも道路に数カ所、ひび割れが発生。水道管が破裂したり、外壁に亀裂が入った厩舎も数多くあった。

昨年の牝馬3冠馬アパパネなどを管理する国枝栄調教師(55)は「馬はケガもなく大丈夫でした。厩舎の損壊もありませんでした。ただ、(中山)競馬場は施設の問題もあり、整備しきれないだろうし…」と、開催中止は仕方がないといった様子だった。

広報会館では電気、電話などが一時、ストップしたが、午後4時過ぎに復旧。しかし、同じ美浦村でも夜になっても停電が続いているところがあり、また、コンビニエンスストアには食料を求める住民が殺到し、食料確保も困難な状況となった。余震はその後も延々と続き、住民は不安な時間を過ごしている。